国際医療支援のジャパンハートに、セキュリティ・マネジメント・システム『S4』を提供

本稿は、PRtimesで配信された記事の転載です。

医療とセキュリティ。『全ての人に届ける』という社会課題に向き合い、日本がESG先進国となるために

宮崎発のサイバーセキュリティ企業である株式会社クラフ(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役:藤崎 将嗣、以下クラフ)は、特定非営利活動法人ジャパンハート(以下、ジャパンハート)のシステム開発におけるセキュリティ対策を目的として、セキュリティ・マネジメント・システム『S4』を提供したことを、実績として公開いたします。

ジャパンハートとは

2004年、創設者・吉岡秀人(小児外科医)が自身の長年の海外医療の経験をもとに、医療支援活動のさらなる質の向上を目指して設立した「日本発祥の国際医療NGO」。
東南アジアを中心とする国内外で、小児がん手術などの無償の高度医療含む治療を年間約25,000件実施しており、累計数は30万件を超えます。

S4とは

昨今ではセキュリティ対策を行う人員や技術力が不足し、またセキュリティにコストをかけられないことで、セキュリティ対策が十分にできない企業が多く存在します。お金がない、人がいない、技術がないゆえに、「セキュリティの格差」が生じています。

クラフが提供するS4は、セキュリティの社会課題を解決する仕組みを兼ね備えたセキュリティ・マネジメント・システムです。誰の手にもセキュリティがいきわたる社会をつくり、セキュリティの格差をなくすことで、より安心で安全なインターネットを目指します。

ジャパンハートは医療、S4はセキュリティを『全ての人に届ける』

ジャパンハートの取り組みの1つである寄付アプリの開発工程にS4を組み込むことで、エンジニアが利用するライブラリに隠された脆弱性を事前に把握できるなど、セキュリティが担保された開発を行うことが可能になりました。そして、安心して寄付ができるアプリを多くの人々が利用することで、支援の輪が広がり、ジャパンハートの医療を届ける活動が推進されていくことに繋がることが期待されています。

また、日本はESGの進展が遅れている国と言われていますが、世界的には地球温暖化や発展途上国の貧困問題などの社会課題へ積極的に向き合う流れが加速しています。例えば、地球温暖化問題に関しては、CO2の排出を規制する法規制や、カーボンニュートラルの取引、企業のネットゼロに対する挑戦など、具体的なアクションが活発になっています。

一方で、医療やセキュリティなど、その他多くの社会課題は、未だ見て見ぬふりをされる状況が残されていることが否めません。私たちは、誰一人取り残さない、真に豊かな社会を目指しているからこそ、セキュリティ業界でも社会課題の解決に積極的に取り組むべきだと考えています。

取り残された人を誰一人生まない。
自分とは違う未来の誰かが負担を強いられる社会的コストを放置しない。
日本がESG先進国へ進化するために、今後も文化の醸成に取り組んでいきます。

ジャパンハート 事務局長 佐藤様が来社、クラフ代表の藤崎と対談されました