ディレクションの力はどんな場面にも活かせられる

はじめまして。株式会社KRAFでディレクションを担当している小杉です。生まれも育ちも宮崎県の30歳です。

新卒で宮崎県内のECベンチャー企業に入社し、営業やディレクターとして日本全国のお客様にECサービスを提供してきました。

今回このブログ連載を通して、ディレクションに関する記事を中心に執筆を考えておりますが、その前に私の経歴をご紹介させていただきます。

ECベンチャー企業時代

社会人一年目は、営業として日本全国のお客様に自社ECサイト構築のご提案をすることから始まりました。

社会人としても業界人としても未熟であったため、数多の壁にぶつかりましたが、この期間に社会人のいろはや業界知識、鋼のメンタルが鍛えられました。

二年目以降はディレクターに転身し、年間約200件の自社ECサイト構築や改修に携わり、年商数十億円規模のシューズメーカーやアパレルショップ、古着販売EC、家具メーカー等、様々な業界業種のお客様のディレクターを担当してきました。

また、ECサイト構築以外に、大手決済会社のクレジットカード、後払い、BtoB決済サービス構築のディレクターも担当しました。

開発期間、ステークホルダー、受注金額、どれをとってもEC構築の数倍から数十倍のため進行はかなり苦労しましたが、この仕事を通してディレクターとしての目線はかなり上がった気がします。

その後、ファッションECモール最大手システム(EC/WMS)と外部ECサイトシステムとのAPI複合連携を数多く手掛け、ディレクターチームのチーフとして、年間数億円の売上に寄与してきました。

オフショア開発企業時代

ECベンチャー企業を退職した後、オフショアを主軸としたソフトウェア開発会社に入社し、国内初のニアショア拠点のスタートアップメンバーとして立ち上げと事業拡大に従事しました。

主には、大手自動車メーカーの店舗管理システムの運用、機能改善のディレクションを担当していました。

お客様とは日本語で要件定義をし、社内では言語の異なる海外のメンバーへあの手この手を使い情報を共有し進捗を管理する。

国が違えば文化はもちろんコミュニケーション手法も異なり、正直最初は様々なことに難儀しましたが、活路を見いだせたのはこれまで身に付けてきたディレクション手法でした。

そしてKRAFへ

現在は株式会社KRAFにて、年間数百件の見積・商談のディレクターを担当しています。

具体的には、お客様のWEBサイトや設計書類等からサービスを読み解き、適切な診断のご提案とお見積り、そして診断作業が円滑に進むよう、顧客調整やアサイン調整など事前の段取りを行っています。

近年サイバー攻撃は多様化し増え続けているため、どのような業種においても対策は必要となり、お客様も小売業ECから金融系、携帯キャリア、IoTデバイスの製造メーカーまで幅広い印象です。

セキュリティという安心安全を提供する会社の一員として、信頼を損なわないディレクションを心がけています。

長くなりましたが、以上が私の経歴となります。ここまでお読みいただきありがとうございました。

先にも述べましたとおり、私が執筆する記事ではディレクションを中心とした内容を考えていますが、仕事に関するディレクションについては、すでに様々な本やブログでまとまっていますので、仕事以外のディレクション事例をご紹介したいと思っています。

会社のイベントの幹事から、プライベートの旅行、引っ越しなどなど、ディレクションの力はどんな場面にも活かせると考えていますので、少しでもお力になれると嬉しいです。

今後ともよろしくお願いいたします。