ビジネスの面だけでなく、教育などあらゆる面で宮崎に還元していきたい |Talk前編 |清山知憲宮崎市長

先日、クラフのオフィスを視察に訪れた清山知憲宮崎市長。クラフの特徴である標準化・仕組み化の可能性や感染対策が施されたオフィス設計についてなど、熱心に視察いただきました。

視察後、当社代表の藤崎との対談に臨まれました。今回のTalk前編では、視察を終えての感想や、クラフが宮崎にある意味などについてお話します。

ー視察を終えての感想

清山市長:宮崎で最先端のオフィス、会社を見学させていただきました。アミュプラザみやざき最上階にあって、宮崎の若い人たちが、「宮崎でもかっこよく働ける」と思えるシンボルになっていると感じました。家族の面倒を見たいとか、色々な事情で都会に出たくても出られない若い人もいる中で、このようなスタイルを追求できることは素敵ですね。

藤崎:僕自身も宮崎生まれ宮崎育ちで、大学在学時を含め都市圏に住んでいた時期もありましたが、IT業界への転身などを経て地元に帰ってきました。当時の苦労もあって、宮崎でIT業界へ転身するハードルを少しでも下げたい、きっかけ作りにしたいという想いがあってクラフを設立しました。

清山市長:また、感染症対策を考えたオフィス設計がされていたり、在宅勤務が浸透していたりといった点が印象的でした。コロナ禍が始まってすぐにオフィスや在宅勤務の体制などを整えた機動力もすごいと思いました。

藤崎:ありがとうございます。オフィス移転のタイミングとうまく重なったこともあり、円滑にスピーディに進めることができました。

ー宮崎への還元

清山市長:クラフの主な顧客はどのような層ですか?

藤崎:セキュリティ事故をリスクに感じている企業、具体的には個人情報やお金を動かすシステムを作っている会社様が多く、必然的に大企業が多くなります。(宮崎での)内需よりも、都市圏から仕事をいただいて宮崎に還元していく形です。

清山市長:宮崎の需要を他者と取り合うのではなく、外需を取り込んで利益を地元に残すというのが素晴らしいですね、ありがとうございます。

このような会社や働き方をより多くの人に知ってもらいたいですね。地元で子どもたちに授業をするなど教育に携わる機会はありますか?

藤崎:ビジネスを立ち上げて雇用するという形での宮崎への還元だけでなく、僕たちが持っているパワーはできる限り還元していきたいという想いがあり、少しずつではありますが、中高生への講話であったり、高校生が経営者に1日密着するジョブシャドウイングの受け入れを実施したりと積極的に地元への貢献を行っています。

これからも、”宮崎で1000人雇用”を目指し日々成長を続けながら、クラフが持つパワーをビジネスのみならず教育などあらゆる面において、できる限り地元宮崎に還元していきたいと考えています。

最先端のオフィスや働き方、また都市圏で仕事を得て宮崎に利益を残すビジネスモデルなど、様々なクラフの特徴を清山市長にお伝えできたかと思います。

Talk後編では、クラフの特徴である標準化・仕組み化の可能性や新しいビジネスの価値などについて対談します。