宮崎市内中心部のIT産業の雇用数は、3年で1700名増えています|スペシャル対談 Vol.1 後編|戸敷正 宮崎市長

藤崎:
私は宮崎県民として、地元宮崎で起業しました。これから私と同じように、地元でチャレンジする若手の起業家に、メッセージやアドバイスをいただけないでしょうか?

戸敷市長:
まずは、大きく変化する社会の流れにしっかり乗るということですね。

今回お聞かせいただいたセキュリティ診断というお仕事も、情報化社会という流れの中でニーズが生まれています。こうしたニーズを見極めて、しっかりとその隙間を埋めるようなサービスを提供できれば、若い起業家の方でも十分に活躍できると考えています。

最近では、大学に在学しながら起業している若者の成功例もあります。

藤崎:
なるほど、しっかりと社会のニーズを見極めて、その上でサービスを提供するということですね。

戸敷市長:
そうですね。ニーズを見極めることができれば、自分たちのサービスの強みや売りを明確にすることもできます。

そうすることで、企業の成長にも繋がっていくのではないでしょうか。

IT業界の魅力として、パソコン1つで仕事ができる、初期投資額が少ない点があげられますよね?

藤崎:
はい、製造業などに比べると低い初期投資額でスタートできます。

戸敷市長:
宮崎市内中心部では、IT産業の雇用を10年で3,000名にするという計画があるのですが、計画スタートからわずか3年で1,700人の雇用が増えています。

目標の半分をわずか3年で達成していることに、私たちもすごく驚いているところです。

これは、事業を起ち上げやすいというメリットと無関係ではないと考えています。同時に、先ほどお伝えした社会のニーズや仕事への魅力も高いという証です。

クラフさんのような若い人材が、あらたな事業を起ち上げていくことで、地元宮崎に若者の雇用が生まれれば、私たち行政も積極的にバックアップすることができる。
若い人材の一番の魅力は、可能性とひらめきです。ぜひ若い起業家のみなさんには、可能性やひらめきを追求していってもらいたいですね。若い世代の活躍に期待しています。

藤崎:
ありがとうございます。そう言っていただけると、とても嬉しいです。

戸敷市長:
それから、宮崎で「ゆとり」をもって暮らすことで、都会では得られない発想が生まれることもがあります。この「ゆとり」を持って暮らすということは、とても大切なことではないでしょうか。

藤崎:
おっしゃる通りで、私も「宮崎が東京になるべきなのか?」という疑問は常々持っていました。宮崎だから生まれる価値観やアイデアがあるのではないかと。

宮崎で安心して心穏やかに暮らしたいという方も、たくさんいらっしゃいます。
この地で起業しようと決断した理由も、そういった方々と私たちの仕事の相性が良いのではないか、社員に対して「安心」を提供するという理念を実現できるのではないか、という思いがありました。

戸敷市長:
宮崎にIT産業の企業を誘致すると、「宮崎の真面目な県民性」はIT産業の求める人材とすごくマッチしているという声をいただきます。

私たち行政も、宮崎人の魅力とIT産業のニーズが合致していることに、新たな発見とともに、喜びや期待感を抱いるところです。

もちろん、まだまだこれから取り組むべき課題もたくさんあります。そういった場面で、行政だけの視点ではなく、企業の皆さんとも連携を図っていくことで、よりよりアイデアを生み出せるではと思います。

藤崎:
はい、ぜひ私たちにも協力させてください。よろしくお願い致します。

戸敷市長:
こちらこそ、よろしくお願いします。今日のお話を伺って、宮崎のこれからがとても楽しみになりました。ありがとうございました。

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