強い”握力”で掴み続ける │SHIFTエンタープライズサービス部 部長 宗廣晋司氏│後編
グループ従業員数1万人を超えるSHIFT社の多岐にわたるサービス展開を支えているのが、金融・流通産業・エンターテインメントなどさまざまな部署に分かれたサービス&テクノロジー本部。
シリーズで各部の部長にお話を伺います。第3弾は、社員数約20名の頃からSHIFT社の成長を牽引してきたエンタープライズサービス部 部長(取材当時)の宗廣 晋司氏。前編ではSHIFT社との出会いや成長とともに歩んできたキャリア、エンタープライズサービス部の特徴などについて伺いました。
後編では、組織運営や採用・仕事において大切にしていることや、今後の展望について伺います。
ー組織運営について
宗廣(以下敬称略):基本的には会社全体で取り組んでいることが多いので、組織運営についてはSHIFT社の機能を活用しながら行っています。
現在、エンタープライズサービス部は500名規模となりましたが、SHIFT社が築いてきたものはもちろん、上司や周囲でサポートしてくれるメンバーの力も最大限活用しながら組織をより良くしていくことを意識していますね。
また、できるだけ余裕があるように見せることも大切にしています。もともとは毎日予定が詰まっていたのですが、できるだけゆとりを持ってメンバーが私に声をかけやすい環境作りを心がけています。
実際にプロジェクトに参画しているメンバーは、他のことに時間を割く余裕がないこともあります。そのため、困っていることがないかなど自分から情報を取りにいくようにもしています。
仕事と生活においては、私自身が育休を取得し、現在は仕事と育児の両立に励んでいるところです。経験することで理解が深まりました。子育て中のメンバーも多く活躍していますが、よりリアルな視点で配慮できるようになったのではないでしょうか。
ー採用面接にも携わっていると伺いました。大切にしているポイントは
宗廣:前向きであるかを見ることは大切にしています。全ての方がそうではありませんが、プロジェクトに対して情熱を持ってこれまで取り組んできたか、仕事への熱量はキャリアにも影響すると思います。
SHIFT社では初めての経験をすることも多いですし、プロジェクトは生き物のように変わりゆく、全てが同じではないことも多々あります。そういった場面で柔軟な対応を求められた際に、自分事として取り組めるか、情熱を持って取り組めるかを大切にしています。
ー仕事で意識していること。今後の展望は
宗廣:以前の上司に教わったことですが、全て「自分事」として考えられるか。会社から仕事をいただいているという意識を持って、言い訳をせず自分の責任で仕事に取り組んでいます。
例えば自分が個人事業主だとして、会社と契約をして仕事をいただくと考えた時に、与えられたものに対して成果を出すことで契約を継続してもらえますよね。そのような意識です。
現在は、エンタープライズサービス部をもっと大きくして業績に繋げていきたいという思いが1番です。変化の多いSHIFT社において、5年後、10年後も同じ仕事をしているかは分かりませんし、今と同じ部署をマネジメントしていても違った形になっているかもしれませんが、私はこの変化にしがみつく”握力”が強い方だと思っています。
SHIFT社が少数のメンバーだった時から1万人になった今まで、ずっと掴み続けてきました。この握力を衰えさせず、もっと大きく成長するSHIFT社を一緒に見ていきたいです。
この想いだけでは受け身なので、より自分事として考え、自分のやり方を模索しながらSHIFT社の成長・拡大に寄与していきたいです。
日々変わりゆくSHIFT社において、変わらない”握力”でその成長を牽引してきた宗廣氏。
これまでのみならず、これからもSHIFT社を牽引していく熱い想いが伺えました。
クラフもグループ従業員数1万人を超えるSHIFTグループの一員として、「自分事」の意識のもと、一層の成長・拡大を図って参ります。