もっと挑戦、失敗し成長していきたい │SHIFTエンタープライズサービス部 部長 宗廣晋司氏│前編
各地に拠点・グループ会社を持ち、グループ従業員数が1万人を超えた株式会社SHIFT。クラフもSHIFTグループの一員です。
SHIFT社はソフトウェアテスト事業を軸に開発事業、コンサルティング事業まで展開し、日々拡大・成長を遂げています。多岐にわたるサービス展開を支えているのが、金融・流通産業・エンターテインメントなど、さまざまな部署に分かれたサービス&テクノロジー本部。数百人から千人を超える規模の部署もあるほど大規模な組織です。
クラフでは、各部の部長に現在の仕事内容や組織運営、仕事の上で大切にしていることなどをインタビューし、シリーズでお伝えします。第3回は、SHIFT社が約20名規模の頃から成長を牽引してきた、エンタープライズサービス部 部長(取材当時)の宗廣 晋司氏にお話を伺いました。
ーSHIFT社との出会いについて教えてください。
宗廣(以下敬称略):前職はSES(システムエンジニアリングサービス)事業を主軸とする会社で働いていました。この時からソフトウェアテストに携わっていました。
SHIFT社がソフトウェアテストのビジネスを立ち上げた時、私は前職の立場で同じクライアント先へ参画しました。当時のSHIFT社は数名規模で、創業メンバーが中心となってプロジェクトに携わっていましたね。
一緒に働く中で、SHIFT社から参画しているメンバーは皆さんとても優秀だなという印象がありました。優秀な人が多い環境に身を投じることで自分も成長できたらと入社を決めました。
”人”に惹かれたことと、SHIFT社が当時からワクワクする会社だったことも後押しとなりました。
ー入社当時は約20名、今は1万人規模の会社に。
宗廣:入社から13年目に入りましたが、ここまでの急成長は入社当時には想定していませんでした。
振り返ると、今もSHIFT社は変革期にありますが、これまでにも何度も変革期を迎えながら成長してきました。常に「さらに成長するにはどうしたら良いか」を模索しながら、大きな変化を乗り越えて現在に至っています。この空気感は変わらないですね。
創業メンバーが、役職が上がった今でも1番頭を使って働いている印象です。自ら牽引していくメンバーがいるからこそついていく人がいる。今のSHIFT社があると感じます。
私自身は、SHIFT社に入社した当初は現場に関わる業務が多かったものの、福岡県出身というご縁もあり福岡テストセンター立ち上げに参画することになりました。
本社に戻ってきてからは、現場での業務とマネジメントを経験し、ソフトウェアの品質保証をする部隊でマネジメントに携わりました。その後は、グループ会社であるSHIFT ASIA社の立ち上げに加わるため、ベトナムへ行きました。
それからデリバリー部門でグループ長の立場になり、現在は基幹システムを主に扱うエンタープライズサービス部でマネジメントをしています。SHIFT社の成長と共に、部署を転々としてきましたね。
ーエンタープライズサービス部について
宗廣:エンタープライズサービス部は、インダストリー関係なく導入されているERP / 基幹システムを対象としています。
対象としているシステム・サービスの特性上、企業がある限りは存続しますので、昨今非常に伸びていて市場が盛り上がりを見せています。部署の雰囲気はあくまで他者から評価していただくものだと思いますが、様々なバックボーンを持った従業員が活躍していて、勤勉な方が多く実力が着実に上がっているという手応えはあります。
ボトムアップで成長している面もありますし、経験が豊富なシニアの方も積極的に採用しています。年齢層・スキルも多様な方々がそれぞれの力を持ち寄って成長してきたように思います。
一方で、さらなる成長のためにはもっと思い切った挑戦をして、もっと失敗をしなければとも考えています。
様々な部署、拠点の立ち上げなどを経験しながら、SHIFT社の成長を肌で感じてきた宗廣氏。
現在管掌しているエンタープライズサービス部のボトムアップでの成長、また経験豊富な層による知識・スキルの還元による成長と手応えを感じながらも、さらなる成長を見据えていました。
後編では、組織運営や仕事において大切にしていること、今後の展望について伺います。