スピードときめ細かさでお客様の事業成長・課題解決を図る│SHIFT アカウントビジネス推進本部 本部長 髙松宗剛氏│前編
各地に拠点・グループ会社を持ち、グループ従業員数が1万人を超えた株式会社SHIFT。 クラフもSHIFTグループの一員です。
SHIFT社はソフトウェアテスト事業を軸に開発事業、コンサルティング事業など多岐にわたるサービスを展開。日々拡大・成長を遂げています。
クラフでは、SHIFTグループで活躍されている皆様へインタビューし、シリーズでお伝えしています。今回は、幅広い業種のお客様のニーズに対応するアカウントビジネス推進本部 本部長(取材当時)で、SHIFTグループ全体の成長、IT・DX業界の急成長を強く牽引している髙松 宗剛氏にお話を伺いました。
※SHIFT社の組織体制、役職については取材時のものです
ー現在の部署(取材当時)について教えてください。
髙松(以下敬称略):アカウントビジネス推進本部は、お客様の課題を解決しながら売上をあげていくことをミッションに掲げる100名超の組織です。
インダストリーごとに分かれている縦割りの組織となっていて、顧客課題をしっかりとヒアリングし適切なソリューションを提供しています。
それぞれの業界に特化した人材が揃っているので、お客様の業務への理解が深く、潜在的なニーズも合わせて汲み取ることができる強みがあります。一方で、ハイスキルな人材の知見を今後ミドル層・若年層に継承していくことが課題ですね。
製造業をはじめとした日本の多様な業界におけるシステム開発には、既に様々なベンダーが関わっています。その中で、SHIFT社がどう選ばれる存在になるか。これが今後の課題です。
私たちの仕事は、ソフトウェアの品質保証や開発技術を提供する仕事ではありますが、それ以上にサービス業だと考えています。そのため、どうすればお客様の事業拡大に寄与できるか、どうすればお客様がより楽になるか。そういった気遣いができる組織であることが1番重要です。
ー多様なインダストリーのお客様に対して、縦割りの組織にすることで高い専門性で課題解決を図っていく組織体制ですね。髙松さんは本部長として組織を率いていらっしゃいますが、大切にしていることは何でしょうか。
髙松:アカウントビジネス推進本部には、業界の最前線で活躍されている知識・経験豊富な人材が多く所属しています。
私たちのやり方を押し付けるのではなく、企業文化に馴染んでもらった上で、過去の経験と現在のSHIFT社の強みを合わせることでより良い提案ができると考えています。
日々進化するサービスなど、業界・SHIFT社を取り巻く環境はめまぐるしく変わっています。このサービスに詳しいのはこの人、といった情報はアンテナを張っておくことでキャッチができる。アンテナの張り方も重要ですね。
現在は、他の部署も含めて同じフロアに、インダストリーごとに分けた座席配置にするなどの工夫をしています。こうすることで、連携・機動力が高まり、よりスピード感をもって業務を遂行できるようになりました。
ーIT技術の普及によって私たちの生活も日々変化・進化し、それに伴って多岐にわたる業界のお客様、多様なニーズへの対応が求められるようになっていますね。これからのIT業界・セキュリティ業界も大きく変化していきそうです。
髙松:近年急速にデジタル化が進んだことで、オンライン診療が可能になったり、農作業やマグロの養殖にもIT技術が活用されたりと、私たちの生活とインターネットは切っても切り離せなくなりました。
物流においても、どのトラックがどこにいて、どれくらいの積載量でどのような経路を通るかを把握し、効率的に配送できるように工夫ができます。
他にも挙げればキリがないほどIT技術が活用されていますが、高齢者への普及率という点では今でもそれほど高くない。少子高齢化が進む日本において、高齢者にどのようにITを活用してもらうかもポイントになるのではないでしょうか。
一方、子どもたちは学校でタブレットを活用するなど、急速にITを活用する機会が広がっています。情報に触れる機会が増えるとセキュリティのリスクも高まります。当然、そこからセキュリティの技術・サービスを用いてどのように守るかという課題も出てくる。
このように新しいサービスが普及すれば、新しい課題も出てくることの繰り返しで、IT業界・セキュリティ業界ともに今後も私たちの生活に密着した形で伸び続けるのではないでしょうか。
ー日々新しいサービス・課題が出てくるIT業界において急成長を遂げてきたSHIFT社の強みと、今後さらなる飛躍に向けて必要なことを教えてください。
髙松さん:このように急速に進化を遂げるIT業界・セキュリティ業界において、コンサルやSIerをはじめ幅広い分野で経験豊富な人材が揃っている点がSHIFT社の強みだと思います。
一方で、人材が揃っていて戦う力はあれど、いかに他社との違いを出しながらSHIFT社のブランドを確立させていくことが重要課題です。
人材が豊富だからこそ、お客様の悩みに幅広く対応できます。どんなに小さなことでもお客様のニーズを汲み取って解決していく。スピード感とサービス精神をもって、お客様に満足いただけるサービスを提供し続ける。地道ではありますが、このスピード感ときめ細かさが最も大切ですね。
全てはお客様のために。どんどんと力が増していくSHIFTグループの組織であっても、枠にとらわれない連携と機動力・遂行力を活かした取り組み、どんなに些細なことでもお客様の声を汲み取り、きめ細かに解決していくというマインドは、まさにSHIFTイズム。
課題解決はもちろん、お客様の事業成長をともに思考し、適切にサービスを創り提供していくこと。髙松氏のお話からは、SHIFTグループならではの大局観とそれぞれを実現していく力、お客様からの信頼を勝ち取り、まさにSHIFTグループの成長を強くリードしている姿が伺えました。
後編では、仕事における信念やキャリアアップを強く臨む際に大切にすべきことなどをインタビューします。