一目置かれる存在になる。入社9カ月でシニアエンジニアへ

クラフに入社して約1年になる森本さん。社内最速となる入社9カ月でシニアエンジニアに到達するなど、社内で存在感を発揮しています。そんな森本さんの前職は銀行員。異業種のIT業界へ転職を決断した理由はどこにあったのでしょうか。お話を伺いました。

ーまずはこれまでのキャリアから聞かせてください

森本:宮崎県の出身で、高校を卒業後に広島県の大学へ進学しました。大学卒業後は宮崎で働きたいと考えていたので、Uターンして地元の銀行へ就職しました。銀行では2年3カ月ほど働き、主に個人のお客様向けに金融商品の営業を担当していました。

ー銀行からIT系への転職となると大きなキャリアチェンジになりますが、決断した理由はなぜですか

森本:もともとIT業界へ興味を持っていて、大学での就職活動中も宮崎のIT系企業を探していました。当時は自分のリサーチ不足もあって、なかなか希望するような会社に出会えず、最終的には地方でも安定した企業として銀行へ就職しました。

ただ就職して働き始めてからも、IT業界への興味は強く持っていました。このまま違和感を覚えたまま働き続けるのもよくないと考え、思い切ってクラフへの転職を希望しました。

ー地方で銀行から転職するとなると、周囲から反対されたりしませんでしたか

森本:幸い、大きな反対はありませんでした。家族はもともと私がIT業界へ興味を持っていると知っていたので、転職する理由を話すとすぐに理解してもらえました。ただ当時は結婚を控えていた時期で、妻の親御さんへ不安を与えないかが気掛かりでした。

実は転職を決断した理由はもう一つあって、銀行とITそれぞれの業界の発展を考えたときに、後者の方が未来があると感じていました。年々地方銀行の置かれる環境は厳しさを増しています。実際に働いてみたからこそ、10年後20年後はどうなるか分からないという感想を抱きました。IT業界の発展は著しいですし、クラフが担うセキュリティ分野はこれから益々必要とされる仕事です。

そうした背景を踏まえて、「きちんと将来へのビジョンを持って転職する」とお伝えしたら、妻とそのご家族も納得して背中を押してくれました。

ー転職して約1年が経ちましたが、入社前のイメージと比べて印象はいかがですか

森本:イメージと大きな乖離はなくて、理想としていたような働き方を実現できています。先日には昇進のお話もいただいて、今は新たな立場に慣れていく段階です。

もちろん仕事をするうえでの苦労や負担はありますが、それがストレスになることはあまりないですね。チームで業務に取り組んでいくので、互いに助け合いながら働けて助かっています。

昇進の話を家族に伝えたら、とても喜んでもらえました。思い切って転職を決断してよかったと感じています。

※現在の仕事についてインタビューを受けた記事が、今年8月に島根県の新聞に掲載されました

ー前職での経験が役立っている部分や仕事で意識していることはありますか

森本:銀行ではお客様向けに営業をしていたので、コミュニケーション能力は必須でした。クラフに入社してからは、社員同士の会話や業務の相談といった場面で、そのスキルが役立っています。

クラフは在宅勤務を積極的に採用していますが、だからといってコミュニケーションを疎かにしていては会社に貢献できません。新たな立場になって、これからはチームのマネジメントに携わるようになります。前職で身に付けたスキルを活かす場面も増えてくると感じています。

仕事をするうえで意識しているのは、チームや空間の“輪”を大切にすることです。手助けできる場面があれば、積極的に手を差し伸べるようにしています。「情けは人の為ならず」ではないですが、そういった行動が自分の助けになる場合もあります。会社やチームが成長していくうえでは大切なことだと考えています。

ー入社前の自分と現在の自分を比べて、変化はありますか

森本:いい意味で目立ちたがり屋になったと感じています。

先輩からとある本を薦めていただいたのですが、そこに「能力を持っていても、それを周囲に知ってもらえないと埋もれたままだ」という一節がありました。まさにその通りで、受け身のままいつか誰かが引き上げてくれると待ち構えていても、チャンスは訪れません。恥ずかしがっている時間はないと気付いてからは、積極的に前に出るようになりました。6周年の社内イベントにも自分から手を挙げて携わらせてもらっています。

それから、業務内容的には在宅勤務が可能なのですが、あえて出社するようにしているのも「周囲に知ってもらう」ための行動です。クラフの社員はスキルが高いので、在宅勤務でもしっかり成果を出しています。それは見方を変えれば、数字を出すだけでは抜きん出た存在にはなれないということ。ならば、周りとは違った行動でプラスアルファを生み出していけたらと思っています。

ー最後に、これからの展望を聞かせてください

森本:入社9カ月でシニアエンジニアへ昇進できましたが、もっと貪欲に上の役職を目指していきたいです。現在マネジメントを任されているメンバーだけでなく、影響を与えられる範囲を広げていきたいです。仕事での“やりがい”はできることが増えていくほど、広がっていくほどに大きくなると思っています。それは報酬の面も同じで、得られるものが増えていけば仕事の“やりがい”はもっと大きくなります。

クラフはきちんと努力した成果が自分に返ってくる会社です。今後、より社員にとって魅力的な人事制度や給与体系が採用されると聞いています。自分の成長次第で可能性が広がる場所で、一目置かれるような存在を目指していきたいですね。

若い世代を中心に上昇志向が敬遠される時代にあって、森本さんは「一目置かれるような存在を目指していきたい」とあえて語ってくれました。自分が影響を及ぼせる範囲や、取り組める業務の幅が広がれば、それに比例して仕事のやりがいも大きくなる。そのために貪欲に上の役職を目指していくという考え方は、説得力があります。

同時に、クラフはそうした努力や頑張りをしっかり評価し、役職や報酬を与えるフェアな仕組みが用意されています。そうした環境への安心感や期待感は、社員にとって大きなモチベーションとなっています。

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