「誰もやっていないことに手を挙げる」ということの価値

クラフに入社して8か月を迎える田代さん。先日SHIFT社(クラフのグループ親会社)が開催する検定プログラム「トップガン10」に見事に合格。難易度の高い検定資格の取得は、社内でも大きな話題となりました。

今回は、田代さんがクラフに入社した経緯やトップガン10の内容、さらに現在所属するソフトウェアテスト事業部の立ち上げ秘話を、上司の佐藤さんと共にうかがいます。

ーまずはクラフへ入社した経緯を聞かせてください。

田代(写真左):前職では10年ほど、リサイクルショップの店員として働いていました。その職場を退職後、約1年ほどアルバイトなどをしながら過ごしていたのですが、「そろそろ何かしなければ」と求人を探していたところにクラフと出会いました。

もともとプログラミングに興味があり、Javaに関する本を自分で購入して勉強したりもしていました。クラフのセキュリティ診断は自分の興味を活かせるのではと考え応募し、入社しました。

ー入社後は思いがけない部署異動を経験したそうですね。

田代:入社してからセキュリティ診断の研修を終えて実行者の役割として働いていたのですが、急遽ソフトウェアテスト事業部へ異動となりました。ソフトウェアテスト事業部は新しく立ち上げられたばかりの部署で、内心では「もしかすると窓際に飛ばされてしまったのでは?…」とちょっぴり残念な気持ちになっていました(笑)

しかし、いざソフトウェアテスト事業部で働きはじめると、個別のシステム毎が持つ機能自体の品質保証ということで、セキュリティ診断とはまた違ったWEBシステムやアプリケーションの機能構造や、いち利用者として触れたことのないビジネスや大規模なサービスを知れる機会に恵まれました。数ヵ月経ってからは、テスト実施の範囲や深度を決定する設計業務にも携われるようになるなど、とても経験を得られる環境だと気付きました。

ーそうしたなかで、SHIFT社が開催する「トップガン10」に合格されたと聞きました。

佐藤(写真右):SHIFTグループでは、従業員の育成カリキュラムの一環として、トップガンと呼ばれる検定試験を実施しています。その一つがトップガン10です。

希望者を対象に行われる制度で、ソフトウェアテストの業務において必要とされるスキルや知識を検定試験で測り、合格者には給与やキャリアアップといったインセンティブが発生します。

これまでクラフでは、セキュリティ診断をメインの事業としてきましたが、今期からは新たにソフトウェアテストの受託もスタートしました。ソフトウェアテストでは、個々のシステムやアプリケーションの品質を担保するために、実際に何のテストをどこにどれだけ実行するかの範囲や量を決定する設計業務から携わる必要があります。

もともと設計を担える人材は業界内でも不足していて、クラフとしてもSHIFTグループ内で替えがきかないパートナーとなるため、設計を担える人材育成に積極的でした。トップガンは、SHIFT社が実施する検定試験だけに、人材を育成するにはうってつけの制度です。

ー実際に検定試験の難易度はどの程度なのでしょうか?

佐藤:合格者の割合は、全体の31%ですが、そもそも現場経験が1年以上ある方達等の中からの希望制のうえ、さらに学習から合格するまでが平均して半年程はかかり、全員が合格するわけではない、高い難易度の内容となっています。
(※田代さんは入社から8ヶ月で合格!)

概要としては、

【テスト設計】
・分解力:テスト対象の要素を適切に分解・網羅的に区分が抽出できる
・論理力:仕様書等の記載から抜け漏れている期待値等を論理的に導き出す
・推論力:アプリの使用目的、機能仕様、過去のテスト結果などから
     品質を担保しつつ期限に合わせたパターン表の増減ができる  など

【Excel】
・操作力:基本操作を理解し、複数の機能を使って素早く正確に操作できる
・作表力:活用しやすい表を作成することができる
・数式計算力:適切な数式の入力を検算で正確な値を表示できる
・グラフ表現力:単位、軸の長さなどに気を遣い、適切で視認しやすいグラフを作成できる など

【Power Point】
・要約力:1枚のスライドの中で「発信したいこと」を一言でまとめることができる
・表現方法選択力:表を使うべきかグラフを使うべきか、どのグラフを使うか、
         グラフの指標として何を選ぶのかといった表現方法の選択を正しくできる
・操作能力:PowerPointの基本操作(印刷、フッター、Excel連携、表示、作成)を
      理解しており、使用できる
・完成力:フォントの種類やサイズの統一など、クライアントに提出するうえで
     適切な状態に仕上げることができる
・発表力:PowerPointを使用しての発表の際に気を使うべきこと
     (SHIFT+F5、画面拡張と複製、デスクトップアイコンの非表示、資料を読まない)を
     理解し、実践できる  など

田代:懐かしい高校数学の順列と組み合わせの基礎知識から、実務内容に必要なスキルまで、幅広い指標に基づき試験問題が出題されます。私は数学が趣味だったこともあり、初動は進めやすかった部分はありました。
また、トップガンは基本的に業務時間外に勉強をするため、時間を確保するのも大変でした。計画を立てて継続的に学習していくことが重要でしたね。それから、カリキュラムで学んでからいざ実際の問題を解いてみると、思っている以上に解答の目安時間が短いことが分かりました。「これは問題を解くスピードも求められている」と感じ、勉強時間ではスピードも意識して取り組みました。

ーでは、今後の目標などはいかがでしょうか?

田代:トップガン10に合格できたとはいえ、まだまだ入社してからの期間も短く、経験不足だと感じています。まずは、そこを補えるように自分のスキルをどんどん磨いていくことに注力したいですね。

それから、ソフトウェアテスト事業部はまだできたばかりの部署ですが、会社人として「誰もやっていないことに手を上げる」という主体性や自発性、能動的に活動することの重要さをを実体験で学ぶことができました。まだ誰もやっていないことに、チャンスが隠れているなと。

できて間もない新しい部署だからこそ、検定試験へ挑戦することができ、合格することでキャリアアップのチャンスも得られました。事業部は様々なスキルやキャリアを持ったメンバーも多いので、これからも切磋琢磨しながら部署に貢献していけたらと考えています。

今回のトップガン10の合格者は田代さん1名でしたが、合格に限りなく近いA判定をもらった社員が複数名出るなど、今後への期待が膨らみます。

田代さんの合格をきっかけに、部署内でも「自分たちでもやれるんだ」というポジティブなマインドが生まれてきました。田代さん自身も合格された後も引き続き勉強会に参加されながら学習方法や試験のコツなども含め、仲間をサポートしながら自身の知識や経験を還元されてゆこうと”クラフらしさ”を体現してくださっています。

この好循環がソフトウェアテスト事業部に大きな推進力を与えており、更なる事業拡大へ期待大です!

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