好きな人と一緒に働きたいという想い|スペシャル対談 Vol.2 前編|株式会社SHIFT SECURITY松野氏

株式会社SHIFT SECURITY 松野氏

宮崎でセキュリティの脆弱性診断を通じて、「安心」を提供し続けている株式会社クラフ。
創業当時から、株式会社SHIFT SECURITY(以下シフトセキュリティ)とグループ関係を構築して事業を展開してきましたが、その背景にはどんなエピソードがあったのでしょうか?


今回は、シフトセキュリティ代表の松野真一氏と、クラフ代表の藤崎の両氏を招いて、グループ化に至った経緯を伺います(以下敬称略)。

─クラトとシフトセキュリティは、クラフの創業当初からグループ化して事業を展開していますが、きっかけは何だったのでしょうか?

藤崎:クラフは前職で仕事をしていた仲間3人で、「安心を提供する会社で存り続ける」という願いを叶えようと立ち上げた会社です。これは現在もクラフの企業理念になっているのですが、どちらかと言えば「社会起業」寄りの考え方がベースにありました。

当初は前職の延長線上にあるEC(電子商取引)をメインにしてのこの願いを叶えようと動いていたのですが、実際に事業をスタートした直後のタイミングで、松野さんから「一緒にやらないか」と声を掛けていただいたんです。

僕らとしては願ってもないお話でした。宮崎で「安心を提供する」というハードルの高いミッションを達成する上で、株式会社SHIFT(シフト)のグループ企業でもあり、東京を拠点にしているシフトセキュリティとお仕事をするというのは、とても魅力的なオファーでした。

その上、僕らの目指す「安心」というワードと親和性の高い「セキュリティ」業務を手掛けている。自分達の技術力を活かせる分野ということもあって、二つ返事でお誘いに応じさせていただきました。

─松野さん本人は、どうしてクラフに声を掛けたのでしょうか?

松野:僕は好きな人と一緒に働きたいという想いを昔から持っていました。藤崎さんに声を掛けたのも、そういった個人的な想いがベースにありました。

実は初対面のときも、僕がいきなりFacebookで連絡を取ったことがきっかけでした(笑)前職では同じ職場で働いていたのですが、いま思えば普段の働きぶりを見て、自然とリスペクトする部分を持っていたのだと思います。

今回声を掛けたときも、当初からグループ化や資本提携といった確固たるイメージがあった訳ではありません。やはり個人的な想いが強かったですね。ですが、後から深掘りしてみると、先ほど藤崎さんがおっしゃった親和性や、考え方の方向性は自分達ととても近かった。そこにお互いに引き付け合うような必然性を感じました。

─シフトセキュリティの親会社は上場企業のSHIFT(シフト)ですが、クラフのグループ化に対しての反応はいかがだったのでしょうか?

松野:グループ化を提案した際は厳しい意見もありましたね。親会社であるシフトは上場企業ということもあって、当初はクラフとの関係性も業務委託という形式を勧められました。しかし、それではお互いのシナジー効果が中途半端な形になってしまう。

互いに良い関係を構築できるという自信があるだけに、がっちりとスクラムを組んで取り組みたいと親会社を説得し、資本提携とグループ化のオファーを出させていただきました。我々のグループのコアバリューでもある「仕組化」をしっかりと伝えるには、この方法がベストだという選択です。

株式会社SHIFT SECURITY 松野氏
株式会社SHIFT SECURITY 松野氏

─協力関係を構築する上で期待していた面はありましたか?

藤崎:やはり、人材を多く雇用できる点ですね。シフトセキュリティには、ブランドや資本という意味での「パワー」があります。仕事のオファーも多いことから、それだけ採用できる人材の数を増やすことができます。東京ベースの「レイヤーの高い」仕事を宮崎で受注できるという点も、とても魅力的でした。

それから、シフトセキュリティが持っているオペレーションノウハウへの期待値も高かったですね。同社の「仕組化」のノウハウは、未経験者でもセキュリティ診断の業務に携われ、即戦力となるスキルが身につくという意味で、雇用面で大きなメリットとなってくれます。

松野:クラフには、宮崎に本社を持つ企業として、大きく成長して欲しいという期待がありました。それは純粋に「応援」という気持ちも含めてです。

シフトセキュリティとしては、コアバリューの部分を全て提供したので、クラフにはそのノウハウを元に、ぜひ自活して事業を発展させて欲しいと願っていました。もちろん採用拠点の1つという戦略的な意味も持っていましたが、それ以上に高いポテンシャルに期待していました。

それから、宮崎という土地への期待値も大きかったですね。前職を通じて、宮崎という土地の人柄や魅力はよく理解していました。セキュリティという仕事を考えた際に、宮崎人との相性の良さや可能性は大きいのではないかと。

結果として、現在のクラフの成長ぶりを見れば、私たちの想像以上だったと言えますね。

前職をともにした2人の想いやパッションが共鳴することでスタートしたクラフ。

グループ化のオファーを出したシフトセキュリティの松野氏は、「結果として私たちの想像以上だった」と語ってくれました。

後編では「想像以上」と語る現状への評価や、今後の展望について伺っていきます。


クラフがより独立した形で成長し、より一層評価を高めていってほしいです|スペシャル対談 Vol.2 後編|株式会社SHIFT SECURITY松野氏

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